<p>大変お待たせしました。<br>
周回遅れになってしまいました……。</p>
<h2>塔2020年9月号より</h2>
<p>桐の花見上げるときはあおぞらに落ちてゆくのがわかる首から<br>
（吉川宏志）</p>
<p>背中から羽根が生えそう左手で右手を持って背伸びして言う<br>
（紺屋四郎）</p>
<p>対岸も赤い花白い花畑を成す人の掌のがれ溢れた種子よ<br>
（植田裕子）</p>
<p>制服の少女のあかるい声がする　爪毟るのは自傷らしいよ<br>
（上澄眠）</p>
<p>退去日の窓辺をおもう伸び過ぎた豆苗に鋏を入れながら<br>
（近江瞬）</p>
<p>はてしない距離があつても歩くから君を凍土にしない／させない<br>
（小田桐夕）</p>
<p>後ろ髪君はバッサリ切るのかな自粛期間を終える朝に<br>
（太田愛葉）</p>
<p>「僕からの手紙は久しぶりだね」と君の文字から声が聴こえる<br>
（伊能依蓮）</p>
<h2>さっぱりと晴れる</h2>
<p>日が来て欲しいなーと思う今日この頃。<br>
雨が多い気がしますが、日照時間としてはどうなんだろう？<br>
短歌、最近うまく詠めてる気がしないんですよね……。</p>


塔2020年9月号から気になる歌を引きました。

塔2020年9月号を読む

<p>秋の日は短い。<br>
そう実感しつつ、キーボードにちょうどあたる部分を負傷してしまいました。<br>
指が、痛い……タイプするたびに……。</p>
<h2>10冊め、突入</h2>
<p>記念すべき10冊めのノートに突入しました。<br>
これからもよろしくLEUCHTTURM1917。</p>
<p>さて、そんな今月ですが、結局投稿する気配のない新人賞ふたつ分のメモを含んだところ、初めて60ページの大台にのりました。<br>
ページ数をたくさん使ってるから何というわけでもないのですが、あまり大量すぎると1冊あたりに書ける日数減りますからね……。<br>
来月はきっとそこまでページ数を使うことはないでしょう。</p>
<h2>投稿回数の記録、続けます</h2>
<p>新聞歌壇への投稿回数を先月からマンスリーの「タスク」部分に記載しています。
今月はプライベートが忙しかったので、回数としては3回でした。<br>
可視化するとやる気が出るので、今後も続ける予定です。</p>
<h2>仕事の記録はブラウニー手帳に</h2>
<p>ブラウニー手帳を早く使いたいがために今年のものを入手したのですが、仕事で「〜時（タスク）」のような内容はブラウニー手帳に書いています。<br>
1日にする仕事が見渡せていいです。<br>
バレットジャーナルにはここのところ仕事のタスクは書いてないので、棲み分けですかね。</p>
<h2>来月は連作を考えないと……</h2>
<p>うまく「今月忙しかった件」を連作にしたいので、やっぱり来月もページ数は多めで経過しそうです。</p>


2020年9月のわたしのバレットジャーナルを振り返ります。

2020年9月のバレットジャーナルを振り返る

<p>台風の進路が気になるこの頃です。</p>
<h2>塔2020年8月号より</h2>
<p>胸郭はわたしの鎧　息吸えば窓の向こうで山鳩が鳴く<br>
（大森千里）</p>
<p>いくつもの付箋が貼られさゆらぎを伝うるすべなく遺歌集を閉づ<br>
（黒沢梓）</p>
<p>あたたかな雨の底なり思いみる春泥という語のやわらかさ<br>
（大引幾子）</p>
<p>読んで書き読んでは書きを繰り返し研究室は鳥籠みたい<br>
（杉田菜穂）</p>
<p>祭りなどヤマザキ春のパン祭りしかないんだが春の日々なり<br>
（廣野翔一）</p>
<p>花びらがひとつ車内に落ちていて誰を乗せたの始発のメトロ<br>
（toron*）</p>
<h2>月詠の自分締め切りが遅くなりつつあります</h2>
<p>よくないですね……。<br>
今回の誌面の対談の抄録を読んで「作らねば」となってます。</p>


塔2020年8月号から気になる歌を引きました。

塔2020年8月号を読む

<p>突然季節が変わることって、ここ数年ありがちになってしまった気がします。</p>
<h2>ブラウニー手帳がやってきた</h2>
<p><a href="/posts/2020-08-15-2021techo">手帳の季節がやって来たので、2021年の手帳はこれにしました。</a>で書いたとおり、2021年の手帳はブラウニー手帳を使うことにしました。<br>
さっそく予約をし（※予約販売は8月30日までで、記事執筆時は一般販売しています）、先日ついにブラウニー手帳が我が家にやってきました。</p>
<p><img src="/assets/img_20200901.jpg" alt="ブラウニー手帳とおまけのノート" loading="lazy"></p>
<p>これがブラウニー手帳……！<br>
色は「いわいレッド」という色です。</p>
<h2>さっそくレビュー</h2>
<p>表紙の手触りは別珍に似てる気がします。<br>
普通なら裏側に使われる面を表にしてるんだとか。</p>
<p>中紙は薄いクリーム色をしています。<br>
これは万年筆のインクが絶妙に映える色合いですね。</p>
<h2>予定</h2>
<p>基本的に月ページは縦長、週ページは横長で使いそうな気がします。<br>
おまけのノートは中紙が無地だったので（個人的にはドット方眼もしくは方眼だと嬉しい）、何か……グラフィカルなメモに使おうと思います。</p>
<p>ひよりミントって色も綺麗なのでぜひサイトを見てみてください。</p>
<p>来年は楽しい予定をたくさん書ける年だと良いのですが……。</p>
<h2>気になる方はこちら</h2>
<p><a href="https://brownie-techou.com/">ブラウニー手帳</a></p>
<p><a href="https://brownie-techou.stores.jp/">ブラウニー手帳オンラインショップ</a></p>


ブラウニー手帳が届いたのでさっそく開封の儀をおこないました。

2021年はブラウニー手帳を使います

<p>夏がとても短かったように思います。</p>
<h2>9冊目、終了</h2>
<p>ついに今月で9冊目を使い切りました。<br>
3ヶ月。</p>
<p>また、今月はなんと50ページ（！）超えました。<br>
問題は来月末締切の投稿作品の原稿が全く手付かずなことですね。<br>
その分空白のページが間にあります。</p>
<h2>新聞歌壇の投稿回数を記録するようにしました</h2>
<p>マンスリーログのタスクのところに「新聞歌壇の投稿回数」を書いてみました。<br>
1週間に1枚葉書を使うペースで続けたいと思います。<br>
基本的に日曜が月に何回あるかで目標値を決めます。<br>
今月……あと1回か……難しいな……。</p>
<h2>手帳会議については別に書きます</h2>
<p>来年の手帳どうしようの問題は解決しているのですが、こう、振り返りのようなことは別に書きたいと思います。</p>


2020年8月のわたしのバレットジャーナルを振り返ります。

2020年8月のバレットジャーナルを振り返る

<p>なぜローカル環境が立ち上がらなかったのか……。<br>
たぶん気分だったのかと思います。</p>
<h2>Next.jsとは</h2>
<p>（改装に至った経緯はつまらないので省略します）</p>
<p><a href="https://nextjs.org/">Next.js</a>はReact製のフレームワークです。<br>
これまで使っていた<a href="https://www.gatsbyjs.com/">GatsbyJS</a>と異なるのは、<em>圧倒的に</em> 日本語のドキュメントが少ないことです（それは違いじゃない）。<br>
困りました。ええ、いつものことですが英語もっと勉強しないとなですよ。<br>
世界ではNext.jsわりかし流行ってるみたいです。npmしてる数を見る限りでは。</p>
<h2>特徴的な部分</h2>
<p>ブラケットを使って[slug].jsのように使うと、テンプレートを作成できます。<br>
二重にブラケットを使うファイル名もあるのですが、今回使わなかったですね。</p>
<h2>嵌ったところ</h2>
<p>おまけでつけようと思ってたあたりを最初に解決してるあたり、優先順位？ ですね。</p>
<h3>拍手ボタンが欲しい</h3>
<p>参照したのが、<a href="https://blog.nyan-tech.com/clap/">ReactでClap(拍手)ボタンを導入したいの巻</a>。<br>
記事の下にある緑のボタンがそうです。<br>
後述しますが、今回<a href="https://tailwindcss.com/">TailwindCSS</a>を使用したところ、拍手の手の部分（画像：svg）が円の中央に表示されず、あとからCSSに書き足すことになりました。<br>
……TailwindCSSでdisplay:block;が指定されていたから、だったようです。</p>
<h3>TailwindCSSが適用されない</h3>
<p>これはもう、GithubにNext.jsのexapmleがあったのでクローンしてきました。<br>
ただそれでもなぜかデプロイの環境になるとCSSが適用されず。なぜ？？？</p>
<p>原因が、なんとNetlifyでは「_（アンダースコア）」がついたディレクトリをデプロイしてくれない（！）からでした。<br>
Next.jsだと「out」ディレクトリにファイルを生成してくれるのですが、CSS系は「out/_next」配下に生成され、なんでだかNetlifyの初期設定だとディレクトリ自体生成してくれなかったようなのです。<br>
ちょっとわたしの手には負えなかったので、今回<a href="https://vercel.com/">Vercel</a>にお世話になることにしました。<br>
Next.jsとは相性ばっちりなところです（制作してるから……）。</p>
<h3>シンタックスハイライトしない</h3>
<p>これはコードをブログに載せるには致命的な欠陥。</p>
<pre><code class="language-shell">$ npm i markdown-it markdown-it-highlightjs
</code></pre>
<p>ちなみにCSSは各自持ってこないとだめです。<br>
わたしはsolarized-lightをダウンロードしてきて「_app.js」で読み込みました。<br>
これに限らず、CSSは「_app.js」で読み込まないとエラー吐かれます。</p>
<p>ついでに、JSを読み込む際は「_document.js」で読み込んでやる必要があります。</p>
<h2>参考</h2>
<p><a href="https://gotohayato.com/content/517/">Next.jsを使ったJAMstackなブログの始め方</a></p>
<p><a href="https://qiita.com/thesugar/items/01896c1faa8241e6b1bc">大幅にリニューアルされたNext.jsのチュートリアルをどこよりも早く全編和訳しました</a></p>


Next.jsを使ってみました。日本語の情報がとにかく少なかったので備忘録もかねて。

歪月開発者を改装しました

<p>暑すぎて冷房が消せない綾部です。</p>
<h2>手帳の季節がやって来ました</h2>
<p>年々手帳の季節が来るのが早くなってきた気がするのですが、8月です。<br>
8月といえば、<a href="https://www.1101.com/store/techo/">ほぼ日手帳</a>も予告のページが出現しますし、9月始まりの手帳は売り出しますし、手帳の季節が到来な月です。</p>
<p>そんなわけで今年も迷ってました。<br>
来年の手帳何にしようかな、と。</p>
<h2>バレットジャーナルは継続します</h2>
<p>バレットジャーナルは続けます。<br>
それだけは決まってるのですが、それとは別に仕事用の予定管理する手帳がほしいなーというのがここ1、2年の流れでした。</p>
<p>今年は<a href="https://hello-iroha.com/sunny/">SUNNY SCHEDULE</a>を使っていたのですが、それはそれで良かったのですが、新しく興味をもてる手帳を見つけてしまったのです。</p>
<h2>ブラウニー手帳とは</h2>
<p><a href="https://brownie-techou.com/">ブラウニー手帳</a>とは、2014年に発売された「タテでもヨコでも使える手帳」です。<br>
ブラウニーは会社の名前みたいですね。</p>
<p>この、「タテでもヨコでも使える」という不思議なフォーマットに惹かれて、わりと即決で予約購入しました。<br>
詳しく書いていきたいと思います。</p>
<h3>インクの抜けにくさと糸かがり製本と</h3>
<p>公式から情報をみてるので、実感ではないのですが。<br>
インクが裏抜けしにくいのはマストですよね。<br>
万年筆で予定を書く訳ではないですが、ボールペンでインクが抜けてしまうようではちょっと不安を感じます。</p>
<p>糸かがり製本はこれ、書きやすいので選ぶ基準にしています。</p>
<h3>開封の儀を届き次第おこないます</h3>
<p>楽しみです。<br>
来月くらいには発送されてくるのでしょうか……。</p>


2021年の手帳、わたしはブラウニー手帳にすることにしました。

手帳の季節がやって来たので、2021年の手帳はこれにしました。

<p>地元でこの時期にお祭りをしないのはなんだかさみしいものです。</p>
<h2>塔2020年7月号より</h2>
<p>ひと目ごと糸は進みて昼下がり手づくりマスクは三つめに入る<br>
（岡山あずみ）</p>
<p>一時間に一回オフィスの窓開けるどうして今年の桜は白い<br>
（加藤武朗）</p>
<p>泣いた方が楽になるって知っている悲しい報せは突然に来る<br>
（浅野美紗子）</p>
<p>手元からぱちんと飛んだ飛行機にすこし焦がれて洗濯ばさみ<br>
（宇梶晶子）</p>
<p>去れ、という声を恐れて　でも君はわたしの黒い初恋だった<br>
（田村穂隆）</p>
<p>相聞歌のページに細い月のごと栞の紐の痕が残れり<br>
（榎本ユミ）</p>
<h3>実は月詠がまだできていません</h3>
<p>困りました……。<br>
20日とはいえ、必着ですからね……。</p>


塔2020年7月号から気になる歌を引きました。

塔2020年7月号を読む

<p>今朝、今季初のセミの声をききました。<br>
夏は1歩ずつ近づいていると思いたい今日この頃です。</p>
<h2>写真を多く貼りました</h2>
<p>7月は5枚写真を貼ってました。<br>
空綺麗！ と思った時に撮った写真などが貼られています。</p>
<p>あとは会った人物とか場所とか……。</p>
<p>手帳使ってる人でイラストに苦手意識がある方には<a href="https://amzn.to/3gj2WDH">iNSPiC</a>で印刷した写真シール貼るの、オススメです。<br>
これだけで黒々としたページが一気に華やかになってくれます。</p>
<h2>50ページでした</h2>
<p>7月に使用したページ数です。<br>
31日あった月とはいえ多い方ですね。<br>
短歌の連作編もうとしてたからかもしれません。<br>
また、プロットらしきものを書きました。</p>
<p>連作でない短歌はそれなりな数詠めてました。</p>
<h2>来月で9冊めがおわりそうです</h2>
<p>残りページ数からして9月からは10冊めに突入しそうです。  </p>


2020年7月のわたしのバレットジャーナルを振り返ります。

2020年7月のバレットジャーナルを振り返る

<p>梅雨明けが見えない今日この頃ですが、暑くなるんでしょうか……。</p>
<h2>バレットジャーナルとは</h2>
<p>バレット（・）を使ってラビットロギング（速く記入）する手帳術です。<br>
基本的にフォーマットまですべて手書きします。<br>
好きなノートと、ペン1本があれば始められることが特徴です。</p>
<h2>わたしのバレットジャーナル仕様書</h2>
<p>まずは使用してるアイテムたちを。</p>
<ul>
<li>LEUCHTTURM1917（A6／ポケットサイズ）</li>
<li>avant-garde</li>
<li>マイルドライナー</li>
<li>inspic</li>
<li>ほか適宜、シールとマスキングテープ</li>
</ul>
<p><a href="https://amzn.to/30DQjMU">LEUCHTTURM1917（ロイヒトトゥルム）</a>はバレットジャーナル用のノートとして有名です。<br>
多くの方がA5サイズをご利用のようですが、わたしはA6を利用しています。<br>
大きいサイズの方が書き込めることは多くなるのですが、どこにでも持ち歩きたかったので、敢えて小さめのサイズを選んでいます。</p>
<p><a href="https://amzn.to/2WW7pEP">avant-garde</a>はSTAEDTLER（ステッドラー）のペンで、シンプルなつくりながら気に入っています。<br>
3色使えることがわたしにとって重要だったのですが、最近「シャープペン＋黒＋赤」という組み合わせが多いので、自然探す範囲は絞られました。<br>
手帳用のペンはジェットストリームやシャーボなどいろいろ試したんですが、今のところ見た目＋機能はavant-gardeがいちばんあってます。</p>
<p><a href="https://amzn.to/30NIVPl">マイルドライナー</a>は蛍光ペンで、日付の装飾や睡眠時間ログの塗り潰しに使っています。</p>
<p><a href="https://amzn.to/2WUPs9B">iNSPiC</a>はスマホで撮った写真をシールとしてプリントしてくれます。<br>
殺風景だったノートがだいぶ明るくなりました。</p>
<p>また、LEUCHTTURM1917の表紙に、<a href="https://bside-label.com/">B-SIDE LABEL</a> のシールを貼って識別できるようにしています。</p>
<h3>デイリーログ、マンスリーログ</h3>
<p>マンスリーログは1回廃止したこともあるのですが、必要だったようで結局その月の半ばに作りました。<br>
1ヶ月の日付と曜日、その月にやること締め切りそして予定が記入してあります。</p>
<p>デイリーログは1日1ページ以上（1日に1ページ使わなくても次の日は新しいページにする）で運用しています。<br>
日付、曜日、天気とログを書いています。</p>
<h3>コレクション</h3>
<p>マンスリーログのすぐ次の見開きには睡眠時間を可視化するためのログと、月詠メモを書いています。<br>
月詠メモは、短歌の結社に所属しているので、毎月10首、出した原稿を書いておくページです。<br>
月の頭に持ってくるのはこのふたつのみです。</p>
<p>連作や新聞歌壇用などの短歌は、デイリーログの中にページを独立させて書いています。<br>
あと小説のネタとか長文書く日記ページなどがコレクションにあたります。</p>
<p>現在の仕様はこんなところでしょうか。</p>


自分用にカスタムしたあたりと、バレットジャーナルの基本をあらためてご紹介。

わたしのバレットジャーナル仕様書（2020年7月現在）

<p>平出さんが短歌研究新人賞を受賞されましたね。<br>
おめでとうございます。<br>
そんな七夕の夜です。</p>
<h2>塔2020年6月号より</h2>
<p>書き出しは沈丁の花の香りなりき母が作れる「送辞」の文は<br>
（杉本潤子）</p>
<p>林檎より柿が好きだと言へば良い簡単なことなのだよ屹度<br>
（新井蜜）</p>
<p>雨の日のロストバゲッジほんとうのところ失われたのはわたし<br>
（鈴木晴香）</p>
<p>春を待つ人の手のひら透けていてアランセーターがひどく重たい<br>
（大森千里）</p>
<p>裸のようだ、木々は明るむ笑う冬、池の周囲におもいおもいに<br>
（徳重龍弥）</p>
<p>異界への戸口のように静もれり三面鏡の水面は閉じよ<br>
（橋本恵美）</p>
<p>石牟礼道子の歌を読みながら思ひたる魚も声を出し泣くことあらむか<br>
（河原篤子）</p>
<p>春の雨（どうして出会ってしまったんだ）誘引性の甘い眠りを<br>
（中森舞）</p>
<p>柔軟な心の中に降り注ぐ朝の光よ　硝子のむこうは春<br>
（沼波明美）</p>
<h3>パンデミック、とは</h3>
<p>マスクをせず出歩ける世界になって欲しいものです。<br>
今月はパンデミックの切れ端が見え隠れしてました……。</p>


塔2020年6月号から気になる歌を引きました。

塔2020年6月号を読む

<p>梅雨の晴れ間はきちんと活用したいものです。<br>
明日オンラインで手帳会議に出席するので楽しみです。</p>
<h2>11tyの前回の記事</h2>
<p><a href="/2020/06/14">前回</a>、本当に簡単にしか紹介しなかった<a href="https://www.11ty.dev/">11ty</a>で、個人サイトを作りました。<br>
個人サイトがどんどんなくなる時代に完全に逆行してますが、わたしにはこういう場がないと困るなと考えまして。</p>
<p><a href="https://meycough-works.org/">冥煌製作所（Meycough Works）</a></p>
<p>更新はきちんとしていきたいと思います（自戒）。</p>
<h2>開発日記</h2>
<p>今回スターターにあたるものは使っていません。<br>
ちなみに現時点で入れてるプラグインは公式の<a href="https://www.11ty.dev/docs/plugins/navigation/">Navigation Plugin</a>と非公式のSassだけです。</p>
<p>まずはフォルダを新規に作った後、そのフォルダにインストール。</p>
<pre><code class="language-shell">$ npm init -y
$ npm install --save-dev @11ty/eleventy
</code></pre>
<p>ほか、万が一のことがあった時のためにGithubにリポジトリを作って（非公開）、管理しています。<br>
GitとGithubに関してはググってみてください。</p>
<p>この後「Nunjucks書けないんだけど」と少々Nunjucksの勉強をし、ベースはnjk、特にHTMLやらを書かなくて良さげなページはmdでページを作成します。<br>
また、設定ファイルである「.eleventy.js」に該当フォルダをコピーしてコンパイルするよう設定します。<br>
それから独自にリストを作ります。</p>
<pre><code class="language-javascript">module.exports = function(eleventyConfig) {
  eleventyConfig.addPassthroughCopy("img");
  // 中略
  eleventyConfig.addCollection("novelList", collection => {
  const tagsSet = new Set();
  collection.getFilteredByTags("novel").forEach(item => {
    if (!item.data.tags) return;
    item.data.tags
      .filter(tag => !['all','novel'].includes(tag))
      .forEach(tag => tagsSet.add(tag));
    });
    return Array.from(tagsSet).sort();
  });
  // 略
};
</code></pre>
<p>実はこのnovelListさんは活用されてないのですが、流用されて別な形のものが実用されています。<br>
これは苦労しました。<br>
何がしたくてこのリストを作ったかというと、ひとえに「小説などのコンテンツ一覧」をループで表示させるためです。<br>
11tyはタグで絞り込みができるのですが（タグはもちろん複数つけられます）、allなどのリストが作られて重複してしまうなんてことが発生します。</p>
<p>ちなみに実際のページ自体にはこう書いてあります。</p>
<pre><code class="language-javascript">{%- for tag in collections.novelList -%}
  &#x3C;div class="p-novel">
    &#x3C;ul class="c-novelList">
  {%- for tag in collections[tag] -%}
    &#x3C;li>&#x3C;a href="{{ tag.url }}">{{ tag.data.title }}&#x3C;/a>&#x3C;/li>
  {%- endfor -%}
    &#x3C;/ul>
  &#x3C;/div>
{%- endfor -%}
</code></pre>
<p>日本語のページがあまり数なく、この情報も英語のページから着想を得ました……。<br>
ディスティンクトできないのがすべての元凶な気がします。</p>
<h2>CSSはどうしたのか</h2>
<p><a href="https://tailwindcss.com/">TailwindCSS</a>を使用しようか迷い、結局自分で書きました。<br>
ここのところCSSきちんと書いてなかったのと（SCSSですけど）、BEMの命名規則などを思い出したかったので……。</p>
<p>地味にh2の前の丸は凝りました。<br>
グラデが最近流行っている気がします。</p>
<h2>次回につづく</h2>
<p>まだパンくずリストが実装できてないので、次回につづきます。</p>


11ty詳細。使い方や嵌ったところなどを書きました。